日刊ゆんたく

　昨日は気温28℃で汗ばむぐらいの1日から一転、本日は
北風びゅんびゅん、波の高さ5mのシケ状態の石垣島です。
　昨日石垣市長が陸上自衛隊の石垣島への配備に関して「配備
に向けた諸手続きを開始することを了承する」と述べ事実上の
受け入れ表明です。


さてさて先日オニヒトデ駆除に行ってきましたよ！

　ほぼ90％のサンゴが死んでいるポイントで残りわずかに生きている
アナサンゴに張り付く直径18ｃｍほどの個体です。
浅いところで残っているのはだいたいハナヤサイサンゴですが、
7ｍ以深では直径50～60ｃｍのテーブルサンゴもありました。
来年の産卵で種をつないでほしいものです。



本日の主役はギンガハゼの隣にいる「テッポウエビ」

　ザリガニに似た姿をしており、左右対称なのが見ただけで分かるほどに
肥大化したハサミをもっているのが特徴。獲物を狩る際や自己防衛の時
にそのハサミを「バチン！」と鳴り合わせやかましいぐらいの大きな音が発生
します。しかしこの音は水中で爆発的に膨張して衝撃波を発生させ、気泡
が当たっただけで同サイズの生物なら一撃で気絶するという凄まじい効果
を持ち、水中では爆発音により発生する泡は瞬間的に1000気圧に達し、内
部では水分が蒸発した上にプラズマ化する。もはや鉄砲どころの騒ぎでは
ないそうです。
　しかしこのテッポウエビ、非常に目が悪いため、イカやら大型の魚やらに
発見されると逃げる前に喰われてしまうので、目のいいハゼと共生し同じ
穴で暮らしていることが多いそうです。

　次はいつかな？！ See you!